鶴見漁協運営委員長 疋田一則、DaiSuDaiSuWine合同会社、海を想う株式会社は、2022年12月17日に第二回鶴見漁港海底熟成ワイン沈下式を執り行いました。鶴見漁港での海底ワインプロジェクトは、2021年よりスタートして今回で第二回目となります。本プロジェクトではワイン発祥の地であるジョージア産の、クヴェグリという甕を使った伝統製法で作るワインのみを厳選して直接輸入しています。

会場には来賓として田中利明佐伯市長、御手洗吉生大分県議会議長をはじめ、多くの方にご列席いただきました。来賓を代表して田中市長より激励のお言葉をいただきました。

沈下式にご参加いただいた方々には海底に沈める前のワインに名前の付いたタグを付けていただき、海底にて熟成させたのちにプレゼントさせていただく予定です。

ワインの仕入れ元であるジョージアはロシアとも国境を接しており、昨今のウクライナ情勢も決して対岸の火事ではありません。ワインの伝統製法を後世に残す国際間事業を目的に始まった本プロジェクトでも、平和を願わずにはいられません。

ジョージアには「スープラ」という独特の宴会文化があります。「まず神に乾杯!」 「平和に乾杯!」「われわれの先祖に乾杯!」、 タマダという宴会進行役の音頭で乾杯が繰り返され、皆で歌います。本プロジェクトにおいても平和を願う取り組みを、両国の歴史・文化を理解するための機会を創出しながら進めて参ります。