海を想う株式会社は、持続可能な海洋資源の活用をめざす取り組みの一環として、鶴見湾における海底ワインプロジェクトに参画しています。プロジェクトに参画している各社と協力しながら準備を進め、2021年12月21日に無事に鶴見湾の海底にワインを沈めることができました。

海底ワインとは、海底に沈めることで熟成されたワインです。海底という環境は年間を通して水温が変化しにくいという特性があり、ワインの熟成環境として非常に優れています。また、太陽光など紫外線が届かない海底ではストレスを与えることなくワインを熟成させることができます。さらに海底に沈めたワインにはフジツボなどが付着することで、見た目もビンテージ感が溢れるものとなり、世界にただ一つのワインを作ることができます

沈められたワインはワイン発祥の地であるジョージアから輸入しており、今回のプロジェクトで合計1,025本が輸入されました。海底で半年間ワインを熟成させたのち、来年の6月頃に引き上げられる予定です。

本プロジェクトが新しい海の活用方法となり、また日本とジョージアの架け橋になることを目指します。